アマゾンでコーヒーを探しているとよく見かける激安なコーヒーを販売しているDRIP COFFEE FACTORY。

便利なドリップバッグコーヒーお試し5種アソートセットがあるので、ためしに注文して飲み比べ比較してみました。

全体的な特徴

めずらしい中挽きタイプ

今まで飲み比べしていたドリップバッグコーヒーは、細挽きタイプの挽き方がほとんどなんですが、ドリップコーヒーファクトリーは挽き方が【中挽き】と表記されています。

たしかに、ドリップバッグを開けたときに、他のメーカーのものよりコーヒー粉の粒が少し大きいような。

【おいしい淹れ方】の指示で、蒸らし時間が10~20秒と幅を持たせてあったり、湯量の指定がお好みとアバウトになっているのも、もしかして中挽きと関係あったりするのだろうか。

開封時の挽いた豆の香りがいい感じ

コーヒーをドリップする時に嬉しかったのが、5種全部において、個包装のパックを開けたときに出る香りがとても良いこと。ふわーっと挽いた豆のいい香りが広がるので、美味しいコーヒーへの期待感が高まります。

ただ、開封時が一番いい香りです。入れたコーヒーも普通に美味しいのですが、開封時の香りが良すぎなので、期待感高まりすぎないようにした方がいいかもです。

赤の「オリジナル・ブレンド」


説明書のコメントは「スタンダードな味わい」

開封の挽いた香りがいい、普通に美味しいスタンダード

口当りはコクを感じるので、微妙に重いかな?くらいですね。
コクとロースト感→遠くに苦み、のような風味。
ちょっとだけコクを残すような香りの後味。
パック開封時にいい香り立ちですが、飲むとスタンダードタイプのコーヒーという印象。

オレンジの「マイルド・ブレンド」


説明書のコメントは「マイルドで苦みの少ない味わい」

全体的にトガリをぼかした飲みやすさ

やはり開封時にいい香りが広がりますね。
口当りはまろやかだけど軽め、少しコクも感じます。
喉にややコクを残すような、まったりとした後味。
全体的に目立つところが出ない、ぼかすようなマイルドさで、飲みやすさがあります。

青の「スペシャル・ブレンド」


説明書のコメントは「苦みと酸味の絶妙なバランス」

5種の中では個性派な風味

ドリップ中や飲む前のコーヒーから酸味を感じるような香りがして個性を感じますね。
コクのある重めの口当りで、口の中では少し弱めに酸味。苦みはあまり感じない。
コクの残るまったりとした後味。
苦みと酸味のバランスというよりは、少しの酸味とほぼ感じない苦み、という印象。

黒の「リッチ・ブレンド」


説明書のコメントは「古き良き喫茶店時代をイメージ」

香り控えめ、コクと苦みのシンプルな風味

他のものに比べると香り立ちはやや控えめですね。
まったりコクの口当りで、クセの少ないストレートでシンプルな味。
酸味はあまりなく、やわらかい苦みで、コクと香りを残していく後味。
確かにコクがリッチ、でもけっこう飲みやすい。

緑の「ホテル・ブレンド」


説明書のコメントは「濃厚感のあるスイーツに」

まったり落ち着くリラックスタイム

口当りはまろやかですね。
酸味は少なめで、コクの中に苦みのあるコーヒーという印象。
まろやかでコクがある割には、最後に苦みがきて意外とさっぱりした後味になってます。
クセもなく飲みやすい、ホッとリラックスタイムに合いそうなタイプ。
お腹への重さはややありました。

まとめ:コスパのいい通販ドリップバッグコーヒー

パック開封時の香り立ちがよくて期待感が高まり過ぎましたが、どれも普通に美味しいドリップコーヒー。

全体的におとなしい味

赤・オレンジが普通タイプ、青が個性派タイプ、黒・緑がまったり落ち着きタイプ、という印象ですが、全体的に個性は控えめのおとなしいブレンドだなと思いました。

50袋以上のコスパはすごくいい

50袋以上の量で購入すれば1杯分30円切ってくる値段を考えると、かなりコスパはいい。

5種アソートの50袋か100袋でしばらく楽しんで、完全に自分の味を決め込んで、お気に入りの1種で100袋を買えば、かなりの激安でドリップバッグコーヒー生活を満喫できそうです。

いやむしろ、この値段なら、5種アソート100袋をずっと買い続けるという手もアリかも。

まずは5種アソートから、50袋以上が割安感

単一種類で100袋にすれば激安も