「自分の好みを知っておく」というのは、苦み・酸味・コクや重い・軽い、ブラジル・エチオピアなど豆の産地など、自分の好きなコーヒーの系統をハッキリ具体的にすることです。

コーヒーをお店やネットショップで選ぶとき、同じメーカーやブランドでも、名前や味が何種類もあって迷うんですよね。
香りがどうとか、コクがどうとか、キャッチコピーがあって分かりやすくしてくれてるんですけど、結局、自分がどれを美味しいと感じるか分からない。

そういうときに、自分のコーヒーの好みや飲みたい傾向が具体的にわかっているとすごく便利です。

「なるべく早めに自分のコーヒー好み・傾向を知っておく方がいい」、今回、その重要性に気付かされて、私自身がちょっと感動したので、ご紹介。

1,「好きな味」が分かる→メリットいっぱい

似た種類がいっぱいでも自分の「欲しい」が選べる

スーパーのコーヒー売り場の棚を見てもわかるんですが、ドリップバッグコーヒーって似たような見た目の種類がいっぱいあるんですよね。

正直、最初見たときは、それらの違いがまったくわかりませんでした。

でも、自分の好みがわかる今なら、風味の説明やキャッチコピーで自分の欲しいものが判断できるので、けっこう迷わず選ぶことができます。

メーカー・ブランドの違いに気付いてくる

違うメーカーさん同士の商品でも、味や風味のラインナップが似てるやつがけっこう多いです。

自分の好みのタイプに絞り込んで、似た方向性の風味のものをいろいろ飲んでいると、同じ説明でもメーカーによって違いがあることに気付きます。

これで、自分の好みのメーカーさんもわかってくるようになります。

意外な好みを発見できる

もうひとつ、自分の好みはコレだと意識できているからこそ、自分では気づいていなかった予想外の好みを発見することがあります。

例えば私の場合、酸味が好きじゃないと思っていたのですが、正確には、コクのある重いコーヒーには酸味がいらないが、実は軽くスッキリ飲めるコーヒーのときには酸味を美味しいと感じていたんです。

2,「好きな味」を具体化する方法

同メーカー・シリーズの中で、飲み比べする

自分のコーヒーの好みを具体化するには、とにかく飲み比べ・試飲してみるしかないです。

詳しい人のレビュー評価や味の系統のチャート表なども便利でいいのですが、実際そのとおりに美味しく感じるかと言えば、そうでもないんですよね。

味や香りの好き嫌いは、他人にはわからない自分だけの特別なもの、知るためには自分自身が実際に飲んでどう感じたかを確かめるしかないんです。

なので、【好みを具体化する方法】は、同メーカー・シリーズで揃えた状態を基本にして、その中での種類を飲み比べ比較して、自分の好みの輪郭を徐々にはっきりさせていく、という方法になります。

一杯分ずつのドリップバッグが、抜群に相性いいです

このコーヒーの飲み比べに、ドリップバッグコーヒーがとにかく相性よくてベストチョイスだったんです。

個包装パックだから1杯ずつ味を変えやすい
ちゃんとコーヒー粉をドリップしていれたコーヒーで味見できる

インスタントでもコーヒー豆でもない、個包装のドリップバッグだからこその利点がめいいっぱい活かされたのが飲み比べでした。

というかむしろ、ドリップバッグは飲み比べのためにあるのではと思えるほどの相性の良さ。

3,飲み比べはバラエティセットで

メーカーやシリーズが揃ったバラエティセットは飲み比べ向き

ドリップバッグコーヒーを使えば、飲み比べの作業はそんなに難しくないです。

スーパーやネットなどでコーヒーコーナーを見てたら、各メーカーがお試し用にいろんな種類が少しずつ入ったバラエティセットを準備してくれてます。

最初からお試し飲みするように作られたセット商品なので、シリーズなどの基準も最初から揃っているものが多く、飲み比べには最適ですね。