前々から気になっていたインターネット通販で買えるブルックスコーヒーのドリップバッグコーヒー。
50袋のお試しセットが初回注文なら送料も無料になってかなりお得なので、ついに実際に購入してみました。
前回記事で、インターネットからの注文、商品の到着・開封・中身の確認、が終わったので、今回はいよいよ順々に飲んでいって飲み比べで味見・比較をしていく【飲んでみた編】になります。
Contents
片掛けフックの不織布バッグは少し使いにくい
最初にコーヒー粉が入ってドリッパーとなる不織布バッグがちょっと特殊だったので書いておきます。
よくあるコップの両サイドに広がってフチを挟みドリップバッグがカップの中央に来るタイプではなく、片側にだけ付いたフックの切れ込みにカップのフチを入れ込んでドリップバッグがカップのフチに寄った状態でドリップするタイプになります。
カップの直径のサイズに関係なく入れられるのはいいのですが、フチの厚みや形状によってむしろ使いにくい状況になることが多いです。(厚みは薄め、形状は口に当たる部分がわずかに反る、程度が許容範囲)
1, マイルドブレンド
酸味を感じるまったり風味、マイルドでもくどくない飲みやすさ
大袋にまとめて15袋と多めに入っている安い系2種のひとつです。
ブルックスの説明は「甘い香り、コクと苦みが絶妙なハーモニーを醸し出す、調和のとれたコーヒー」
少しコクがあるけど重さは普通くらい、酸味を感じる風味。
苦みはかなり少なめで、わずかにクセを感じる香り、でも控えめ。
まったりとした雰囲気のコーヒーですが酸味も感じるのでくどくはないですね。
口に残る「まったり風味」もありつつ、酸味のおかげで後味はそんなに重くない印象、気に入れば毎日飲みでも使えそう。
大袋の安い系でもそこは一杯分10g使ってるだけはある、しっかりしたドリップコーヒーが楽しめます。
2, モカブレンド
軽めの口当り、モカのほのかな風味
大袋にまとめて15袋と多めに入っている安い系2種のひとつです。
ブルックスの説明は「モカの心地よい酸味と、まろやかなコクをバランスよくブレンド」
モカっぽい特徴ある香りが少し控えめにします。
軽めの口当りで入ってきますが、口の奥やノドにちゃんとコクも感じます、酸味も少々。
軽い口当たりで飲みやすい印象だけどちゃんとコクもある、控えめなモカ風味の香りが口の中に残るような飲み心地。
大袋とはいえ、やはり一杯分10g、しっかりとした美味しいドリップコーヒーです。
3, キリマンジャロ
しっかり酸味でスッキリ飲める軽い口当り
8種のアソートボックスに3袋入っているちょっと良いやつ系のひとつ。
ブルックスの説明は「さわやかな酸味にほのかな甘さがひろがり、口当たりもマイルド。」
蒸らし中にもフワっと広がる酸味を含んだキリマンジャロコーヒーの香り。
スッキリした軽い口当りで、サラッと入って流れる感じ。
口に残るしっかりした酸味と、鼻に抜ける香り、苦みはほとんど感じないですね。
シンプルな酸味だけで生み出す、独特のさっぱりとした後味。
10gのコーヒー粉を感じさせない軽さと味わい、調子にのってガブガブ飲んでると、あとでお腹にもたれそうですね。
4, グアテマラ
コクと酸味が一緒にくるバランスがおもしろい
8種のアソートボックスに3袋入っているちょっと良いやつ系のひとつ。
ブルックスの説明は「酸味・苦み・香りの一体感が秀逸で、コクのある甘い香りと余韻」
個包装を開けたときや蒸らし中から特徴的な香り。
コクはあるけど酸味もあるおかげで口当りは軽め。口残りは、グアテマラコーヒーの個性的な甘い香りと酸味でかろやかスッキリ。
軽い口当たりだけどしっかりとコクのある重み、コクと酸味が主張しあう感じがおもしろい。
5, ブラジル
スッキリしたスタンダードなコーヒー
8種のアソートボックスに3袋入っているちょっと良いやつ系のひとつ。
ブルックスの説明は「適度な苦みと軽い酸味が特徴で、すっきりした口当たり」
シンプルな珈琲の香り、でもわずかに個性を感じさせる香り。
酸味は少なめ・苦みはそんなにないが、香りが広がる軽い口当たり。
コクや引っかかりを残さない、酸味のスッキリとした爽やかな後味。
サラッと飲みやすいスタンダードなコーヒーという印象。
口当りや風味は飲みやすくてスルスルいけちゃうので、油断してガブ飲みしたらお腹にもたれそう。
6, モカ
鼻に残る個性的なモカの香りが楽しい
8種のアソートボックスに3袋入っているちょっと良いやつ系のひとつ。
ブルックスの説明は「さわやかな酸味と独特のフレーバー。別名"コーヒーの貴婦人"」
個包装の袋から出した瞬間、ドリップしてる途中、モカコーヒーの独特ないい香り。
入れたコーヒーからはモカコーヒーの香りとローストのような風味。
飲むと口に広がるチョコレートのようなコクと軽い酸味、口当りから口残りまでほんのりと苦み。
さすがモカ100%という感じのモカの香りと酸味が目立つ味、コクもしっかり、そこそこ重みもあって満足感。
7, ロイヤルブレンド
香りののったコクに少しの酸味、重くないコクの風味
8種のアソートボックスに3袋入っているちょっと良いやつ系のひとつ。
ブルックスの説明は「コクがあり後味はほのかな酸味が効いて、すっきりとしたのみやすいコーヒー」
わずかにクセのある香りはそんな主張せず、コクと少しの酸味。
コクを中心にした印象の風味だけど重い感じはなく、飲みやすいタイプ。
ただ、10種バラエティセットの飲み比べの楽しみでいうと、ちょっと飛び出した個性がないかも。
8, ヨーロピアンブレンド
苦みとコク、ゆったり楽しむ、雰囲気ある一杯
8種のアソートボックスに3袋入っているちょっと良いやつ系のひとつ。
ブルックスの説明は「苦みとコクに深みがあり、上品な香りが特徴」
個包装を開けた瞬間からフワッと広がる、雰囲気ある喫茶店を思わせるようなロースト感のある、わずかなクセも感じるいい香り。
早い立ち上がりの苦みで口当りは軽め、でもしっかりとコクのある重み、満足感のある飲みごたえ。
そして飲み終わったあとも口に残るしっかりした苦みで、後味はスッキリ。
薄暗くした部屋でしっとり落ち着いて飲みたくなるようなラグジュアリーな風味。
日常的にガブガブというよりは、ゆったりリラックスするときの雰囲気作りに良さそう。
9, 魅惑のインド
高級感のあるまろやかな香りとコク
8種のアソートボックスに1袋だけ入っている高級系2種のひとつ。
ブルックスの説明は「深みのある苦みとしっかりとしたコク」
なんか高級感を感じさせるまろやかな香り。落ち着いたロースト風味。
コクが効いていて苦みはそんなに強く感じない、酸味もほんの少し。
目立つような飛び出した特徴はなく、質の良いイイコーヒーなんだな、という印象。
10, 楽園のブルマンブレンド
コクのあるバランス優等生
8種のアソートボックスに1袋だけ入っている高級系2種のひとつ。
ブルックスの説明は「酸味・コク・苦みと完璧なバランス」
わずかにクセのある香りとコク、そして少しの酸味。
飲みやすいスタンダードな風味で、コクがあるので少しだけ重めの口当り。
全体的にバランスのとれた優等生という印象。
コーヒーからの香り立ちや、口残りの香りがいい。
まとめ:自分の好みに気付かされました
10種類も飲むと好みや傾向がはっきりしてくる
今回、初回限定もあってめちゃお得だからと10種類もの飲み比べ、ただ贅沢にコロコロ飲みかえていくだけかと思っていたんですが、予想外のすばらしいメリットがありました。
それは、自分が好きなコーヒーの味の趣味や傾向がハッキリとしたこと。
いままでアバウトだった自分がどういうコーヒーが好きなのかという立ち位置を具体的にすることができます。
自分の好みを具体化できることは、めちゃ便利で貴重な情報
これ、次回からいろんなコーヒーを選ぶときの基準にもなるし、だれか他人に自分のコーヒーの趣味を説明するときにめちゃめちゃ便利。
この「自分のコーヒーの好みを具体化する」のに、ブルックスの初回お試しセットが大活躍でした。
ちなみに、私のコーヒーの好みは、バランスタイプよりも振り切った味が好きなようで、
コクが欲しいときは酸味は極力なくしたい→ヨーロピアンブレンド
軽く飲みたいときはコクは必要なし・酸味とロースト感→キリマンジャロ
でした。