お湯を入れて溶かしたらそのまま完成しちゃうインスタントコーヒーとは違って、ドリップバッグコーヒーは、入れるときに少し手間というかテクニックが必要になります。

その中でも、お湯の温度やドリップバッグのコーヒー粉のむらしなどの調整に、何秒単位で時間を計ることがあるのですが、これが意外とむずかしかったりするんです。

最初は、何分とかじゃなくて何秒ってくらいだったら自分の頭の中で1,2,って数えてれば問題ないと思ってたんですが、その時の状況や気分次第で10秒であってもけっこうズレてしまったり。

そこで、できるだけ簡単で自由度の高いコーヒー入れ中の時間を計る方法を考えてみました。

1,キッチンタイマーは【手間】と【秒計測】がX

お湯を準備してコーヒー粉のゴミも出るドリップバッグコーヒーは基本的にキッチンで入れることが多いと思います。

そこで、すでにキッチンにある確率の高い時間計測のアイテムが「キッチンタイマー」

まさにキッチンで時間を計るためのもの、うちのキッチンにも何個もあったので、私も最初はこれでバッチリだと思いました。

ですが、キッチンタイマーには2点、コーヒーのドリップ中に使う時間計測アイテムとしてはマイナスポイントがありました。
・忙しいドリップ作業中に、手を使って時間を設定したりスイッチをオンしたり、いちいち触るのが手間。
・秒単位の10秒20秒30秒などのパターンを簡単に計れるものがなかなかない

2,砂時計はかっこいいけど【時間の固定】と【秒対応】がX

次に候補になったのが、かっこいいオシャレ雰囲気の喫茶店をイメージしておもいついた「砂時計」

確かに、ルックスはめちゃいい、専門的な感じもするし、置いておくだけでも存在感あって満足できる。

ただし、こちらもコーヒーのドリップには2点のマイナスポイントが。
・3分、1分など、計れる時間が固定になるので、お湯温度の30秒とむらしの10秒のように何種類かの短時間を計るドリップバッグコーヒーには向かない
・10秒・20秒・30秒などの秒単位の時間の計り方ができない

3,秒針ありの時計 これでOK

結局のところ、ここに落ち着いてしまいました、普通の時計。

いろいろと計測するものを準備してきたあげく、最終的に使っていたのは、キッチンからギリギリ見えるところにあったリビングの大きめの壁掛け時計でした。

秒針ありの時計なら、スタート地点の針の位置を覚えておけば、10秒でも30秒でも自由に手を使わずに計ることができるので、結局いちばん便利だったんです。

なので、キッチンから簡単に見える位置に、秒針がハッキリ見える時計があれば、それがベストです。

うちの場合は、少し時計が遠い位置にあって、秒針もかなり細くて見えにくかったので、スペースもとらずに気軽に置いておける小さめ置時計を買うことで解決しました。

おすすめはカシオのTQ-159。最初から目的が決まっているので、主張が少なくどこでも馴染むレトロなデザインで、値段も安く、秒針がすごく見やすいものです。

ダークブラウン(秒針 赤)

イエロー(秒針 赤)

クリーム(秒針 グレー)

色の万能性なら白(クリーム)なんですが、秒針が赤くてより見やすい【ダークブラウン】か【イエロー】が特におすすめです。
(おまけとして、さすがカシオというか、こんなに安いのに時間もかなり正確に1年以上ちゃんと動いてます)

まとめ

コーヒーのドリップ用として時間を計るモノは、秒針の見え方だけ注意したら、普通の時計でも十分OK。